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【レポート】猪研+夏合宿2020「長崎市茂木編」レポート【令和2年7月24・25日開催】

更新日:2021年1月13日




コロナ禍ではありましたが、対策を徹底して昨年度好評だった猪研と希望する他の自治体の希望する公務員による夏合宿を今年も開催しました!当初は昨年の合宿でフィーバーした東彼杵町の中山さんにホストをお願いする予定でしたが、コロナにより残念ながら見送り。いつもお世話になっている長崎市・茂木地区の長崎ハウスぶらぶらで開催する運びとなりました。プログラムは以下のとおり。長崎市、長崎県、総務省、佐世保市などから約14名の参加がありました。



3つのセッションを含む合宿プログラム


【1日目】 13:45 集合 14:15 オリエンテーション 14:45 ゲスト講演 長崎市広報アドバイザー・鳥巣智行氏 15:30 セッション1「産業の維持・転換」 17:00 セッション2「人口減少対策・若者定住」 19:00 交流BBQ!


【2日目】 08:00 グッドモーギング活動 09:00 セッション3「公務員の働き方」 10:30 まとめワークショップ 12:00 解散



ゲスト講師は電通・鳥巣氏


まずは、ゲスト講師の長崎市広報アドバイザー・鳥巣さんからオンラインで基調講演をしていただきました。鳥巣さんは「電通Bチーム」という、大手広告代理店・電通グループのなかでも、特殊なプロジェクトを担当しています。日常の仕事である「A面」に対して、仕事以外の趣味や特技といった「B面」にフォーカスしてクリエイティブを生み出すプロジェクトです。これからの公務員の働き方においてこの「B面」がとても重要になってくるというお話でした。



セッション1「産業の維持・転換」


まずは、猪研の平山より歴史まちづくりについて情報提供。担当する長崎市歴史的風致維持向上計画や最近取り壊しが進む未指定の歴史的建造物の現状と課題について発表しました。続いて、長崎県の小林さんより、長崎県の産業動向や力を入れている分野などについて発表がありました。最後に猪研の大出より、横浜市の医療産業の事例発表がありました。


セッショントークでは、行政から民間企業へのフォローの重要性、人材や情報等の資源を繋ぐ行政の役割などについて意見が出されました。


セッション2「人口減少対策・若者定住」


長崎県の川端さんより、長崎県の移住・定住対策の概要について、総務省から長崎県に出向中の宮本さんより、これまでの長崎で感じた所感について、そして猪研の菊地より派遣元である福島市の人口減少対策について事例発表がありました。


セッショントークでは、若い人がいつも口を揃えて言う「長崎にラウンド1(大型のスポーツ・遊戯サービス施設)がない問題」や、長崎で充実した日常を送る若者ロールモデルの必要性、長崎大学生と社会人の交流の少なさなどについて意見が出されました。





「交流BBQ」で肉よりも熱い意見交換!


予定されていた1日目のプログラムが終了し、お腹が空いたところで長崎ハウスぶらぶら名物の茂木の海を眺めながらの半屋外バーベキューで引き続き意見交換。

隣接する敷地に今冬新たにホテルをオープンさせる長崎ハウスぶらぶらの大島社長も合流して、遅くまで長崎の未来について語り合いました。




茂木の朝を体感する「グッドモーギング活動」


2日目の朝は茂木地区の魅力を体験するプログラムからスタート。いま、大島社長は茂木地区で「地域まるごとホテル構想」を進めています。これはサービスをホテルで完結させるのではなく、地域にある既存サービスや新たなサービスを創造することにより、地域をひとつのホテルとしてみなし、地域経済を活性化させるものです。


茂木地区は長崎市では珍しく東向きの地区で、橘湾から雲仙普賢岳を望む絶景から美しい朝日を拝むことができます。こうした茂木地区の朝の魅力を磨くためのプロジェクト「グッドモーギング」が準備中で、今回は実験的に特別な朝食プランを体験させてもらいました!


昨夜、交流バーベキューを楽しんだ半屋外スペースが豪華な朝食会場に様変わり。海を望む席であの有名なオロンさん特製サンドと茂木びわネクターの豪華セットをいただきました。そのほか、中崎水産による絶品の特製海鮮茶漬けも提供されました。




セッション3「公務員の働き方」


まずは、総務省から長崎県立大学に出向中の立花さんより、地方都市での管理職時代の経験を通しての管理職と担当に求められていることについて、長崎県の坂口さんより長崎県の行政改革の取り組みについて事例発表が行われました。



その後の意見交換では、様々な働き方に対応できる柔軟な公務員の就労制度や外部人材の活用、上司との関係の築き方などについて意見が出されました。


A面・B面を見つめ直す「まとめワークショップ」


2日間の議論のまとめをワークショップ形式で行いました。5名程度でグループを作り、普段なかなか話さないそれぞれの趣味や特技(B面)について発表し合い、業務(A面)と効果的に結びつけるためのアイデアについて話合われました。



出されたアイデアを実現可能性の軸とA面・B面軸で整理して、明日からの人生に活用していくことを誓い、合宿は終了しました。

2日間を通して、一番最初のゲスト講師の鳥巣さんからいただいたA面・B面の話が強く残っていて、2日間を通して産業や人口減少対策といった行政課題と、公務員個人としての生き方や取り組みが繋がっていく感覚を得ることができたと思います。

また、グッドモーギング活動についても、長崎の新しい価値が感じられたなど大変好評をいただき良かったです。



ご参加いただいた皆さん、そして全面的に協力いただいた長崎ハウスぶらぶらさん、本当にありがとうございました。また来年、開催したいと思います!



番外編


午前中で合宿は終了したのですが、お昼にぶらぶらさんがバーベキューの撮影をするとのことで、撮影で使用済みの高級肉のバーベキューを残った人でいただきました!2日間肉づくしで心だけでなくお腹も大満足でした。今冬にオープンする新しい宿泊施設も楽しみですね。






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